釣谷建築事務所

事務所・庁舎  |   1990's~

ゼンリン金沢ビル


街に開かれた、都市型ショールームオフィス

本施設は、金沢駅西地区の主要交差点に面する立地を活かし、企業活動の拠点であると同時に、街に開かれた都市空間の創出を目指して計画された。1階部分は、石張りと透明感のあるガラスカーテンウォールによって構成し、歩行者に対して開放的で親しみやすい表情を形成している。
ショールームは外部空間との連続性を重視し、自然光が降り注ぐ明るく健康的な空間とすることで、人々が気軽に立ち寄れる交流の場を創出した。また、ショールームの灯りが街へと滲み出すことで、周辺環境に賑わいや温かみを与え、活気ある都市景観の形成に寄与している。
上層部は、ブルーグレーを基調としたタイルと熱線反射ガラスによって構成し、落ち着きと先進性を兼ね備えた外観とした。さらに、サッシの割付パターンに変化を持たせることで繊細な表情を生み出し、周辺環境との調和を図りながら、企業の先進的なイメージを表現している。街並みに開かれた低層部と、洗練された表情を持つ上層部を一体的にデザインすることで、都市の活力と企業の存在感を両立した現代的な商業・業務空間を目指した。
所在地
石川県金沢市

主用途
事務所

竣工年
1998

延床面積
1,716.90㎡

構造
S造

階数
地上5階

設計
釣谷建築事務所

その他
第25回石川県デザイン展奨励賞

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