釣谷建築事務所

医療・福祉  |   2000's~

柳田温泉病院


自然と調和する、安心と快適性を備えた療養環境

本計画は、高度化・多様化する医療ニーズへの対応と医療制度の変化に適応した病院機能の強化を目的として、既存病院の改修および病棟増築を行ったものである。
併せて、患者の療養環境の向上と病院運営の効率化を図り、地域医療を支える質の高い医療施設の実現を目指した。計画地は、バイパス沿いの丘陵地に位置し、優れたアクセス性と豊かな自然環境に恵まれている。この立地特性を活かしながら、既存棟と増築棟を機能的・視覚的に一体化し、利用者と職員双方の動線を効率的に整理することで、利便性の向上と省スペース・省エネルギー化を実現した。建築デザインでは、病院特有の閉鎖的な印象を和らげるため、エントランス周辺にカーテンウォールと吹抜け空間を採用し、自然光が差し込む明るく開放的な空間を創出している。
また、病棟部は看護ステーションから十分な視認性を確保できるシンプルで明快なプランとし、患者の安全性と職員の業務効率を両立させた。豊かな自然環境との調和のなかで、患者が安心して療養できる快適な空間と、効率的で機能性の高い医療環境を実現することにより、地域に親しまれる病院づくりを目指した。
所在地
石川県鳳珠郡能登町

主用途
病院

竣工年
2001

延床面積
8,610.64㎡

構造
RC造

階数
地上4階

設計
釣谷建築事務所

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