釣谷建築事務所

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文化・スポーツ  |   1980's~

石川県地場産業振興センター本館

この建物は、県工業試験場をはじめとする石川県の「産業復興ゾーン」の核として、計画されたものである。建物の構成は、玄関から東西に伸びるコンコースがあり、両側の大理石壁面をトップライトの光でつつみ、格調あるシンボリックな空間を演出。北側の大研修室には北陸で最初の移動観覧席を設け、移動間仕切り等によって多目的な利用計画がなされている。南側は商談ルームへと続き、吹抜のトップライトによって外部空間を引き入れ、四季を通じのびのびとした明るさを保つ。さらに、ここは展示空間も併設されるなどすべての空間が一体利用へと意図されている。また、この空間を囲む形で会議室や大小研修室を平面構成し、全体の流動利用を一層効果的にしている。
所在地       石川県金沢市
主用途       事務所・研修施設
竣工年       1984
延床面積   5,115.86㎡
構造           RC・S造一部SRC造
階数           地上3階
設計           釣谷・五井 設計共同企業体
その他       第10回建築士事務所全国大会建設大臣賞 第7回石川県建築賞 第8回金沢都市美文化賞 第12回石川県デザイン展大賞
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